はじめまして

はじめましてデジタルマーケティング探偵事務所の小林です。
私は以前BtoB事業の会社でマーケティングを担当して
入社から退職までの14年間、
ずっとwebマーケティングに携わってきました。

webマーケティングでは
ターゲットの選定と獲得方法を策定し、
その戦略に則って仮説→検証を繰り返し行うことと、
日々データの中の異常値の早期発見を行ってきました。

こう書くと
なんだか無機質な業務の日々に見えますが、
私にとっては楽しいサイクルでした。

データをにらんで
自分の仮説を頭のなかで巡らせる時間は
苦しいときもありますがとても好きでした。

また何かの小さな異常値を見逃すことで
問い合わせの数が大きく減少するような
致命的な手遅れとなる兆しを探すことは
眉間に皺が寄る、とても緊張感のある作業ですが
見つけたときの喜びと興奮が大きく
これもまた好きな時間でした。

なんか日常的に目の周りの筋肉が痛いと思っていたのですが
もしかしたらこの作業のせいかもしれません。

webマーケティングに慣れる

一方でwebマーケティングに慣れるまでは
分からないことだらけで苦労しました。

まず言葉がわかりません。

CPC、CVR、CTC、CPA？
もーーーーーーーーっ、わからん！
何回、聞いても頭に入ってこない！

といった感じで
なにせweb用語はカタカナか英字の略語ですし、
アルゴリズムというルールを把握していないと話にならないし、
その概念も目新しく初めて触れるものばかり。
そしてそれがまたすぐにアッデートされたり、
新しいルールが作られるといった世界ですから。

それまで従来のアナログマーケティングに従事していた私にとっては
デジタルの世界のwebマーケティングに慣れるまでそれなりに苦労しました。

また従来のアナログマーケティングとは
共通していながらもそこから独特な進化を遂げて、
単にデータを取得できる/できないの違いだけではない
大きく違うものになっているとも感じました。

どの範囲のデータをどこまで使ってどう検証していくか、
それによって何を求めることが
現在抱えている課題の解決につながるのか。

デジタルマーケティングでは
そうした考察や分析が可能であるために
アナログマーケティングの「その先」まで
判断を下すことができると考えています。

そのため私は自然とより精度の高い分析や考察が行えるよう
マーケティング脳を鍛えていきました。

こうして私はwebマーケティングに関する
知識やノウハウを拡大させていくなかで、
かつての自分のように苦労している人達の役に立ちたい
と考えるようになりました。

webマーケティング担当者のみなさまの環境は様々かと思います。
webマーケティングに専従できる環境もあれば
それ以外の業務もしっかり対応しなくてはいけない
環境もあるのではないでしょうか。

どちらにしても
現場のみなさまのその大変さはよくわかります。
書いてあることや言われたことを
行おうと思ってもその通りにうまくいかない、
そんなことの連続かと思います。

データの分析や考察、
また知識などのサポートは当然ですが
web業者ではなく、
事業会社のマーケティング担当だった私だからこそ
現場に寄り添えることがあるのではないか、
そんな気持ちで独立して事業を始めました。

そうした気持ちや
かつて現場で苦労をしていた自分を忘れずに
誠実に謙虚にwebマーケティングに取り組む
現場のみなさまのお手伝いをしたいと考えています。